ずれたヴォリュームの積層が生む２つの余白

• 松原の住宅 / 2020.9
• • 新築

Category

• 新築

Date

2020.9

Summary

新築の分譲戸建て住宅である。２層のヴォリュームをずらして重ねることで、２つの「余白」をつくっている。それぞれの余白は法規制の結果として生じた単なる空白地帯ではなく、家族だけのプライベートな団欒の場や、まちに開かれた活動の場を提供する。
単純な操作の中に、都心の住宅地における快適な環境の確保、単調な景観への批判、家族とまちの関わり方、経年による生活の変化への包容力など様々な意味が込められている。

Project Point

1. 階ごとに地と図を反転させた配置計画
2. 様々な暮らし方やライフステージの変化に追従する住戸形式
3. ヴォリュームのズレにより生まれる、屋内外の連続性